珍しい観葉植物を求めて タイへ その1

観葉植物の営利生産者向けに種苗販売なども手掛けている弊社では、その商材を求めて東南アジア、中国、中南米、ヨーロッパなどに仕入商談に出かける事もしばしばである。
オランダを中心としたヨーロッパや中国あるいは、アメリカへの輸出が盛んな中南米などは、営利生産と種苗の取引が確立しており、品数や品質が安定している。それに比べ東南アジア、特にタイは園芸は非常に盛んだが、産業としては、発展しておらず、珍しい植物が屋外の露店で大卒の初任給程度の価格で平然と売買されている、ある意味、博打性の高い業種だ。だから、ブリーダーやコレクターを訪ねれば、珍しい植物には事欠かないが、それらの物を輸入して、営利生産向けに販売したり、日本のマーケットに投入できるものは限られてくる。
しかし、損得を考えずに世界中コレクターから注目を集める、多様多彩な観葉植物の世界を紹介できればと思いシレーズとしてアップしていきたい。
まず1回目として、バンコク市の西、水上マーケットDamnoenの近郊で見つけたサンセベリヤの農場から

Sansevieria sp Blue Kew
Sansevieria sp Blue Kew Sansevieria ehrenbergii Smurai S.エレンベルギーサムライに似た草姿だが、葉が薔薇の花弁の様に広がり成長する。

Sansevieria sp.Dragon Wing

Sansevieria sp.Dragon Wing

S.Kilkiiのハイブリッド種。 丸く展開する葉と濃緑色が特徴

Sansevieria pinguicula Unicorn

 

Sansevieria  pinguicula Unicorn

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