★目次★
1.グリーンネックレスの基本情報
2.グリーンネックレスの特徴
3.グリーンネックレスの栽培環境
4.水やり
5.肥料
6.病害虫
7.用土
8.植え付け、植え替え
9.増やし方
10.作業
1.グリーンネックレスの基本情報
学名:senecio rowleyanus
科名:キク科
属名:セネキオ属
園芸分類:多肉植物
形態:多年草
原産地:ナミビア南部
和名:ー
英名:strin of beads
耐寒性:やや強い
耐暑性:普通
開花期:9月〜12月
花色:白
2.グリーンネックレスの特徴
グリーンネックレスは名前の通り、グリンピースみたいな玉状の葉が連なっている多肉植物です。関東以南では屋外でも管理ができ丈夫で育てやすくインテリアグリーンとしても人気が高いです。ぷっくりとした葉が特徴的で見た目が可愛らしいですが原産地と日本では栽培環境が異なり育て方が原産地と少し違います。
3.グリーンネックレスの栽培環境
風通しが良く日当たりの良い場所が好きですが、真夏の直射日光は避けるようにしましょう。葉が色あせたり、株が蒸れて腐ることがあるので、カーテン越しの場所か半日陰の場所で育てるのがオススメです。寒さには強い植物ですが、雨や寒風、霜には弱いので気をつけましょう。
4.水やり
春と秋が、グリーンネックレスの生長期なので土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。逆に夏と冬は水やりを控え、乾燥気味にさせます。土が乾燥して数日してから与え、梅雨時期は根腐れを起こしやすいので注意が必要です。鉢底皿の上に飾る場合は皿に水が溜まったままにならないようにしましょう。
5.肥料
春と秋がグリーンネックレスの生長期なので、その時期に薄めた液体肥料か緩効性化成肥料を2ヶ月に1回程度の頻度で与えます。
6.病害虫
病気:軟腐病
多湿や葉が腐ることが原因になるので、早めに枯れた葉など取り除いて株を整理するように心がけましょう。
害虫
アブラムシ、バッタ
7.用土
水はけの良い土に植え付けます。原産地からもわかるように、砂地で水はけの良い場所を好み、粘土質の土だと根腐れを起こしたり栄養が行きわたらなくなることがります。多肉植物用の土を使うのがオススメです。
8.植え付け、植え替え
鉢の中が根でいっぱいになったり、土が古くなり生長が鈍い場合は植え替えを行いましょう。根がたくさん張っているものは少しほぐしてから一回り大きな鉢に植え替えるようにします。植え替え時期は、生長期の春と秋に行い、夏と冬は避けるようにしましょう。
9.増やし方
挿し穂:長くなった部分をカットして増やすことができます。また、根詰まりや株元が枯れた場合も健康な部分をカットして挿し穂にできます。
10.作業
切り戻し
4月〜7月の成長期に合わせて、根元から5cm〜10cmほど残して切り戻します。その時、切り取った茎は挿し穂にして増やすことも可能です。
夏越し
夏場は、直射日光を避けて半日陰の風通しの良い場所に置くようにしましょう。水やりは涼しい時間帯に行うようにします。
冬越し
寒さに強い植物で、2℃くらいまで耐えることができます。西日本~東海~南関東あたりまでの地域ですとベランダや日当たりの良い屋外でも冬越しができます。室内で育てる場合は、暖房の風が直接当たらないようにし、昼間の気温が高い時間帯は日光に当てるようにしてください。また、できるだけ風通しの良い場所で育てるように心がけましょう。