珍しい植物を求めてタイへ  その5  酷暑を楽しむ

  • 2020年4月6日
  • 2020年4月8日
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私は、幼少期から現在に至るまで、愛知県の名古屋市近郊に居住している。数年前から夏になると、クマゼミの鳴き声がやたら目立つ様になった。私の子供の頃は、アブラゼミやミンミンゼミがやたら多く、それらに比べ一回り大きなクマゼミを捕まえる事が出来れば、自慢の種になったものだった。

聞くところによれば、クマゼミはアブラゼミなどに比べ暑さを好み、その生育北限は、東海地方平野部らしい、しかし、近年、関東地方でもクマゼミの生育が確認されているらしい。

どうも、それだけ夏が暑くなったらしい

そこで、今年もおそらく暑くなる夏に備え、酷暑の屋外で楽しめるカラーリーフを紹介したいと思います。

エピスシア クプレアータ Episcia cupreata イワタバコ科の多年草

セントポーリアなどと同じイワタバコ科の草本植物で、寒さには弱い。高温下では非常に生育は旺盛で、乾燥にも強いが、多湿を嫌う、雨が直接当たらない場所で、吊鉢仕立てや、寄せ植えの下草などにも良い。ランナーで簡単に増殖できる。

ベゴニア Begonia シュウカイドウ科

 

ベゴニア属は、左右非対称になる葉が特徴の植物で、熱帯から亜熱帯にかけて約200種が分布する。また多くの園芸種が存在し、営利生産はもとより世界中に愛好家やプリーダーが存在する。写真の品種は主にヘラクレイフォリア(heracleiforia)系レックス(rex)系の交雑種だと思う。

直射は嫌うので日陰で管理する。増殖は葉挿しが一般的。

斑入りサンタンカピンク Ixora chinensis albomaruginata  Pink

アカネ科の花木の一種で本種は、匍匐性が強く花も写真の様に非常に綺麗なキメラ咲である。サンタンカなので、おそらく日本の夏の暑さでも充分に耐えると思われる。

次回に続く