夏の暑さでも開花が止まらない『メカルドニアの育て方』

★目次★

1.メカルドニアの基本情報
2.メカルドニアの特徴
3.メカルドニアの栽培環境
4.水やり
5.肥料
6.病害虫
7.用土
8.植え付け、植え替え
9.作業

1.メカルドニアの基本情報


学名:Mecardonia procumbens
科名:ゴマノハグサ科
属名:メルカルドニア属
園芸分類:草花
形態:一年草(春まき)、宿根草
原産地:アメリカ
耐寒性:弱い
耐暑性:強い
草丈/樹高:5㎝〜12㎝程

2.メカルドニアの特徴

よく出回っているものは、黄色い花を咲かせる種類で、他にも白い花を咲かせる種類もあります。花は小さく花つきもそれほどありませんが、次々に花を咲かせ開花は途切れません。霜に当たると枯れてしまうので、一年草扱いされます。小型の植物なので、鉢やプランターで育てることもできます。開花期間が長く、暑さにも強いので夏のガーデニングやハンキングに向いています。

3.メカルドニアの栽培環境

日当たりが良い場所なら基本どこでも花を咲かせます。冬越しをする場合は、寒さには弱いので鉢植えの場合は、室内で冬越しさせましょう。その際、霜に当たらないように注意しましょう。寒さに弱いということだけ覚えておいて冬の寒さには注意をしていれば長く花を楽しめます。
高温多湿や乾燥に強く、夏の暑さでも元気に育ちます。しかし、鉢植えの場合は、乾燥が強すぎると葉先が枯れることがあるので注意が必要になります。

4.水やり


庭など地植えの場合は、日照りが続いている時以外ほとんど水やりの必要はありません。鉢植えの場合は、土の表面が乾ききってからたっぷりと水を与えましょう。土が常に濡れていると根腐れを起こしてしまいますので注意しましょう。

5.肥料

花の咲く時期に液肥を月に2、3回与えると長く花を楽しめます。肥料が多いと株は大きくなりますが、花つきが悪くなりますので、肥料が多すぎないように注意しましょう。

6.病害虫

メカルドニアは病害虫の心配あまりなく初心者でも育てやすいです。

7.用土

水はけの良い土で、市販の草花用の培養土か野菜の培養土もしくは、(赤玉土6:腐葉土4の配合土)を使います。

8.植え付け、植え替え

植え付け

一年草として育てるならば、花壇に植えて楽しむこともできますが、通常は寒さに弱いので鉢やプランターで栽培されます。吊り鉢にしたり、スタンドに載せたりして楽しみましょう。

植え替え

冬を越した株は、4月ごろ株分けを兼ねて植え替えます。

9.作業

冬越し

春に植え替えて初夏から秋にかけて花を咲かせます。霜に当てると枯れますが、団地などであれば、冬越しでき毎年花をさせます。寒冷地でも冬は室内に取り込むなどすれば冬越しは可能ですが、なかなかできないので「一年草扱い」されます。
鉢植えは軒下で冬越しをすることができます。その際、水やりの回数を減らしましょう。

黄花メカルドニア モンフレール 苗1株

¥ 1,380税込

暑さや雨、病気にとても強い!夏を明るくする花です