ガーデンプランツとして人気な『クレマチスの育て方』

クレマチスの基本情報


学名:Clematis
科名:キンポウゲ科
属名:センニンソウ属(クレマチス属)
園芸分類:草花、庭木、花木
形態:多年草
原産地:北半球の各地
耐寒性:普通
耐暑性:普通
草丈/樹高:20㎝〜300㎝以上(ツルの長さ)

クレマチスの特徴

古くからガーデンプランツとして人気があります。つる性植物の女王とされており、バラのパートナープランツとして親しまれています。多くの品種があり、一季咲きのものや長期にわたって咲くもの、剪定をすると繰り返し咲く四季咲きのものがあります。四季咲きのものは、横谷下向きに多くの花を咲かせます。

クレマチスの栽培環境


日光が好きで、半日以上日がよく当たる場所で育てましょう。半日陰でも、明るければ花付きは多少悪くなりますが、花を楽しむことはできます。また、風通しの良い場所で、水はけの良い場所や用土を使いましょう。

常緑クレマチス ムーンビーム 苗3株

¥ 1,998 税込

花径2~3cmの小さな花をたわわに咲かせます

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢の底から水が出るまでたっぷりと与えます。特に夏場は、乾きやすいので1日2回水やりをしましょう。
庭植えの場合は、根が活着すれば基本的に水やりの必要はありません。しかし、晴れの日が長く続いたり、葉がぐったりとしてきたらたっぷりと水をあげましょう。
また、鉢植え、庭植えの場合でも蕾から開花中は水をたくさん欲しがるので、水切れしないように気をつけましょう。

肥料

緩効性肥料を真夏を除いて1ヶ月〜2ヶ月に1回、液体肥料を月2回〜3回を目安に施します。生育期間中の春から晩秋にかけて、定期的に肥料を与えます。

病害虫

病気:うどんこ病

葉や茎がうどん粉をかけたように白くなります。

病気:葉枯病

葉に発生し、葉先から比較的小さな斑点ができ次第に拡大していきます。炭そ病の一種で、カビによる病害です。

害虫

アオムシ、ナメクジ、アブラムシ、コガネムシ、ハダニ等

用土


水はけが良いものを使いましょう。例えば、(硬質赤玉土小粒、4:硬質鹿沼土小粒、3:完熟不要土、3の配合土)。または、市販のクレマチス専用の培養土などがいいです。

植え付け、植え替え

真夏を除いて、1年通して植え付け、植え替えできます。植え替えは、剪定を兼ねた花後に行うといいでしょう。クレマチスは、移植を嫌うので庭植えにする際は、植え場所をよく考えてから植え付けましょう。
鉢植えは、鉢底から根が見えてきたら植え替えをしましょう。また、庭植えでも鉢植えでも、植え付ける際は、ツルを2節分ほど土に埋めて深植えします。

作業

花がら摘み

花色が悪くなってきたり、雄しべが散り始めたら行いましょう。

剪定

四季咲きの品種のものは、花後に行うと伸びてきたツルに花芽がつきます。ツルの長さの3分の1ぐらい残し、早めに行いましょう。種類にもよりますが、1年で2回〜4回ほど花を楽しめます。

クレマチス モンタナ ピンク&ホワイト苗4株セット

¥ 2,106税込

クレマチスの中で最も多花性の系統の品種です