レモンの基本情報
学名:Citeus Lemon
科名:ミカン科
属名:ミカン属
園芸分類:果樹
形態:高木
原産地:ー
耐寒性:やや弱い
耐暑性:強い
草丈/樹高:2〜4m
収穫時期:10月〜4月
レモンの特徴
柑橘系の植物のほとんどが農薬を使わなくても育つので、家庭にオススメしたい果樹です。レモン類は、柑橘類の中では耐寒性にやや弱いですが、近年では温暖化が進んでいるため、栽培可能地域が広がりました。しかし、−3℃以下の低温にになる地域での栽培は厳しいです。
レモンの栽培環境
日光が好きなので、日当たりの良い場所を選びましょう。上手に栽培すれば1本の木で200〜300個くらい実らせます。レモンには周年開花の習性がありますが、中心は5月中旬ごろから下旬ごろです。いい香りを放つ淡い紫色の花を楽しむことができます。
水やり
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。真夏は、すぐに乾くのでできるだけたっぷり与えてください。
肥料
鉢植えの場合肥料は、3月・6月・9月・11月に緩効性化成肥料か有機質肥料を施します。1年を通して、4回ほど与えてください。
病害虫
病気:柑橘潰瘍病(かんきつカイヨウ病)
葉や枝、果実に発生し、早果実がこすれ合いできた傷から感染します。葉や果実に斑点ができ木から自然に落下してしまいます。風が強く吹きつけない場所に置くなど注意し殺菌剤で予防しましょう。
害虫
アブラムシ、ミカンハモグリガ(エカキ虫)、カミキリムシ、幼虫
用土
鉢植えレモンの用土は、市販のものを使い(赤玉土小粒、7:腐葉土、3)の配合土を使います。
植え付け、植え替え
3月下旬から4月中旬に行います。鉢の大きさや生長具合によりますが、2年〜3年に1回根詰まりを防ぐために行ってください。
作業
剪定
3月〜4月中旬にかけて日当たりを配慮しながら、整枝していきます。
摘蕾、摘果
蕾が多すぎる場合間引きます。房状に着花するので、中心を残して側花を間引いていきます。レモンは、摘果の必要はありませんが、大きな果実から早く収穫して使っていきましょう。
まとめ
レモンは、庭で育てる果樹のイメージが強く観葉植物としては認知がされていませんでした。しかし、最近では育てやすいことから家庭で育てる果樹として人気が出てきています。寒さに弱いですが、自分で育てたレモンでジャムやお茶、ケーキなんかを作って楽しめそうですよね。