マンションやアパートなどでガーデニングする方も増えていますが、不要になった土をどこに捨てればいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ほとんどの地域で土はゴミと一緒に捨てることができず、土の回収も行われていません。そんな「土の処理方法」について紹介します。
★目次★
1.自治体の処理方法を確認する
2.ゴミとして出す
3.ホームセンターや園芸業者に問い合わせる
4.マンションの管理人さんに問い合わせる
5.土を捨てる時の注意点
6.まとめ
1.自治体の処理方法を確認する
処理方法は、自治体のホームページやゴミの捨て方が載ったガイドブックなどに書いてあるのでそこで確認できます。もしも、手元にガイドブックなどがなく処理方法が確認できない場合は、自治体の清掃局など問い合わせの電話をしてみるのが確実です。処理方法は自治体によって異なり、「燃えるゴミで出せる」、「燃えないゴミで出せる」とゴミとして出せる場合と「自治体では回収できない」場合がありました。そもそも廃棄物ではないので回収できない地域がほとんどみたいです。
2.ゴミとして出す
園芸などで不要になった土はゴミ(廃棄物)ではないとされており、ほとんどの自治体が回収をしてないですが、少量の土に限って回収してくれる自治体もあります。
『燃えるゴミで出せる』
可燃ゴミとして回収してくれる場所として、大阪市などがありました。大阪市では、少量の場合小分けにして可燃ゴミとして出すことが可能です。
『燃えないゴミで出せる』
不燃ゴミとして回収してくれる場所として、札幌市、横浜市、福岡市などがありました。札幌市では、有料で回収しています。横浜市では、土をゴミとして認知しており、不燃ゴミとして回収されています。福岡市では、特に制限はないとされていますが、大量の土の場合は埋め立て施設に持ち込むことができるみたいです。
『持ち込みのみ回収している』
持ち込みのみを回収している場所として、東京都だと品川区、武蔵野市、台東区などがありました。決められた日時に指定場所に持っていけば回収・処理してくれます。また、回収をしていない自治体でも少量であれば回収してくれる場合もありますので、お住いの自治体に確認してみましょう。
3.ホームセンターや園芸業者に問い合わせる
ホームセンターや苗を売っている園芸店によっては、新しい園芸土を購入す代わりに不要な土を回収してくれる場所もあります。不要な土を条件付きで回収している所や無条件で回収しているところもあります。ただし、回収しているホームセンターなどは数が少ないので、事前に確認しておきましょう。
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4.マンションの管理人さんに問い合わせる
分譲マンションや団地などの場合ですが、住民が勝手に敷地内に土を捨てないように共同の廃棄場所を設けている場合があります。一度管理組合などに問い合わせして確認してみましょう。
5.土を捨てる時の注意点
ネットで検索すると「公園や河原などにこっそり捨てる」というようなものが出てきますが、これは「不法放棄」になり兼ねますので決してしないようにしましょう。同様で、分譲マンションや団地の敷地内でも勝手に捨ててしまうのも「不法放棄」になってしまいます。
不要な土をゴミとして回収している自治体でも、捨て方やルールがあるのでそれに沿って捨てるようにしましょう。鉢植えやプランターの容器ごと捨てないようにしましょう。
事前に捨てる条件や回収費用などを確認しておくこことをオススメします。
土を捨てる前に土についている花や野菜などの根や茎を取り除きましょう。土を透明または半透明のビニール袋に少量ずつ分けて捨てるようにします。
※自治体によって方法が異なるので、お住いの自治体に確認してください。
6.まとめ
土の捨て方や捨てる時の注意点について紹介しましたが、あくまで土はゴミ(廃棄物)ではないという場合が多いことを覚えておいてください。
まずは、役所などガイドブックを見たり管理人さんに聞くなど確認をするのをオススメします。また、購入したお店で聞いて見たり相談するのもいいかもしてませんね。
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