寒い冬でも庭で育てられる花5選

冬といえば、気温も低く咲く花が少ないという印象があるかもしれません。ですが、そんな冬でも寒さに負けず育つ植物もあるのです!寒い冬でも育てられる花をご紹介します。

★目次★

1.ガーデンシクラメン
2.パンジー、ビオラ
3.プリムラ
4.ノースポール(クリサンセマム)
5.スノードロップ

★ガーデンシクラメン【10月〜3月】


ガーデンシクラメンは、一般的な大型シクラメンの中でも耐寒性のあるものを品種改良して作られた品種である為、冬の屋外でも楽しむことが出来ます。小さくて可愛い花をたくさん咲かせるので寄せ植えにも人気です。霜にあたっても枯れることはありませんが、-5度を下回ると枯れてしまう恐れがあるので、寒冷地では注意しましょう。過湿に弱く、常に湿気た状態になるとカビが生えたり、根腐れを起こしたりするため、午前中に水やりをするなど注意が必要です。

★パンジー、ビオラ【10月下旬〜5月中旬】


パンジーとビオラは、秋冬のガーデニングの定番で基本的には大輪の花がパンジー、小輪の花をビオラとして区別しています。花付きもよく初心者でも簡単に育てることが出来ます。毎年新品種が発表されているので、花の大きさや色も実に豊富で様々な使い道があります。しっかりと日光に当てないと細く育ってしまいます。花は咲き終わったらきちんと花がらを摘んでおきましょう。寒さには強いですが、雪が積もると花弁が痛むので雪をよけてやってください。

パンダすみれ 苗2株

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紫色と白のコントラストが可愛いお花が咲きます。

★プリムラ【11月〜4月】


プリムラは、様々種類があり、初秋から春先にかけての花の少ない時期に、カラフルで愛らしい花を咲かせ、花壇や鉢植え、寄せ植えに欠かせない花として古くから親しまれるプリムラ。春の訪れとともに、ほかの植物よりいち早く開花することから、この名前がついたといわれています。耐寒性に優れ、初心者でも比較的育てやすい花です。
プリムラは日光に当たっていれば次々に蕾をつけ、絶え間なく花が咲きます。花がらを摘み取らなければ花つきが悪くなり、病気の原因にもなるので注意しましょう。種から育てて寒さに当たっていれば霜に強くなり、外でも育てることができます。プリムラの種は、発芽するまで乾燥させないように注意し、種をまく前に受け皿に水を張り、水を十分に吸わせます。

★ノースポール(クリサンセマム)【12月〜5月】


ノースポールは別名クリサンセマムとも呼ばれる植物です。葉っぱの色は明るいグリーンで、キク科の植物らしく切り込みのは言ったギザギザした葉っぱの形をしています。元気がよく頑丈で、冬のガーデニングの定番です。春先からは葉が伸びすぎてしまうので、刈りこんで風通しを良くしましょう。蒸れやすく、乾燥には強いので水のやりすぎには注意しましょう。耐寒性が強く、暖地では霜除けなしで戸外で冬を越します。寒さの厳しいときは不織布を掛けるなど霜除けをした方が安心です。

★スノードロップ【2月〜3月】


雪が残るほどの寒い期間から可憐な草姿に純白の下向きの花を1輪咲かせ春を告げる花として春の使者という別名を持ちとても人気があります。朝になると花を開き、夕方になると花を閉じます。スノードロップは簡単に育てることができ、地植えなら特別な手入れをしなくても大丈夫です。風通しが良く明るい半日陰を好み耐寒性に優れた植物なので、冬の暖かい部屋などには置かないように注意しましょう。

こんな寒い冬でも元気に育つお花は意外とあります。元気に咲いている花たちを見ているとなんだか暖かい気持ちになりますよね。寒い冬でもお庭でお花を育てて見てください。